巻き爪で陥入爪になってしまうととても痛いですよね。
普段は痛くないのに、なにかの拍子で膿み始めると、激痛が数日続いて
数日間痛くて足を引きずりながら歩く日が続きます。
私も2年ほど前から巻き爪になり、
ひどくならないようにと足の親指に力を入れて歩いたり、
自分で広げて平らにしてみたり、いろいろな試行錯誤をしてみました。
でも結局は治らず。。。
整骨院に行って、両足で¥20,000ほどの矯正施術を
受けたりもしましたが、治りませんでした。
巻き爪の辛さは、なった人にしかわからないつらい病気ですよね。
膿んでしまうと、足から膿が出ない限り、
足の親指に釘が刺さってるんではないかと思うほど痛く、
夜のお風呂もシャワーの水滴が当たるだけで痛いものです。
治療も保険が適用せず、家計も圧迫します。
そんな中、手術をすることで根本的に巻き爪を治す治療があることを知りました。
今回はその根治的な治療手術を受けた体験談を紹介したいと思います。
この記事を読むとこんなことがわかります。
根本的治療とは
手術の痛みや手術後の経過について
※注意 手術後の経過写真を載せていますが、グロテスクなため、
血や傷を見るのが苦手な方は見ないようにしてください
私が受けた根本的手術治療法
私は、高崎市にある「あすなろクリニック」というところで陥入爪の根治的な手術治療法を受けました。
その根治的な治療法とは、巻き爪で親指の中に喰い込んでいる爪を切除し、
爪母と言われる爪を生成する細胞を切除するというものです。
根治的な治療には、爪母を切除する手術のほかに、
フェノールで組織を変性させて治す方法もあるようですが、
フェノールを使うと正常な組織も腐ってしまうことがあるため、
あすなろクリニックでは切除をする方法を採用しているようです。
手術には健康保険も適用され、薬と包帯、ガーゼ代込みで¥8,300ほどでできます。
医療保険に入られている方は、その適用もされます。
(保険契約によるので、確認ねがいます。)
手術当日の様子
手術当日は、まずは血圧を測りその後手術室へ。
ベットに横になり麻酔を打つところから始まります。
麻酔は、親指の上側と側面の2か所に打ちました。
足の指は神経が集中してるため、注射はとても痛いのではないかと思ったのですが、
巻き爪で膿んでいるときの痛みに比べたら、なんでもないくらいでした。
たとえるなら、インフルエンザワクチンの筋肉注射くらいです。
注射を打つ瞬間に、コールドスプレーで冷やしてくれるので、余計に痛くないのかもしれません。
その後、麻酔が効くまで10~15分ほど待機。
麻酔が効いてきたタイミングで、さらに3回ほど麻酔を打ち、指の切開が始まります。
手術自体は、麻酔が効いているので、まったく痛くなく、
横になっているので何が起こっているかわからない間に終わります。
手術自体も2~3分ほどで終わるため、
「えっ!もう終わり!?」
って思うくらいです。
手術が終わると、包帯を巻き止血を行います。
15~20分くらいで血が止まるので、止まったら包帯を巻きなおし
そのまま抗生物質と痛み止めの薬とワセリンという保湿剤を購入し帰宅。
手術後の療法と経過について
手術後当日の様子
手術後の当日は、歩くと傷口から血が出てしまうため、できる限り安静にし、歩かないようにします。
椅子に座る際も、足を下に下げないようにし、出血をしないように気を付けます。
夜は、できればお風呂を入らないようにし、どうしても汗を流したければ、
足を濡らさないようにし、軽くシャワーを浴びる程度であればOKなようです。
2日目の様子
私は手術当日の夜、お風呂もシャワーも浴びなかったため、朝にシャワーを浴びました。
足の傷口は血の固まりができているので、ガーゼが取れず、
シャワーでゆっくり血を溶かしながらガーゼを外します。
傷口は、最近が繁殖しないように、石鹸できれいに洗います。
2日目は、まだ傷口から少し血が出る感じでした。
シャワーの後は包帯を巻きなおしますが、その際ガーゼにワセリン(保湿材)をたっぷり塗り
傷口に付け、かさぶたをできないようにします。
かさぶたができてしまうと、そこが剥げてまた血が出てを繰り返してしまうためだそうです。
痛みについては、歩くと少し痛むくらいで、それほど痛くはありませんでした。
3日目の様子
3日目も歩くと少し痛みますが、たくさん歩かなければ
それほど痛みはありませんでした。
傷口からの出血はだんだん少なくなってきて、
傷口は血の塊が詰まっているような感じになります。
4日目の様子
4日目からは、歩いても血が出てくることも無くなってきて、
傷口に触れなければ痛くありません。
傷口に詰まっている血の塊は、お風呂で洗っても取れず、そのままでした。
5日目の様子
夜シャワーで良く洗うと、だんだん傷口に詰まっていた血が取れ始め、
新しい皮膚が作られてきているのがわかりました。
痛みは傷口に触れなければ、問題ありません。
そのため、外に出る際に、傷口にあたらないサンダル等であれば履けますが
靴は痛くて履けませんでした。
痛いといっても、巻き爪のころの痛みに比べたらなんでもないくらいですが。。。
手術から1週間
傷口部分も大分きれいになり、傷口に泡を付けて軽く洗うくらいができるようになっていました。
1週間経っていますが、まだ靴を履くのは痛みます。
手術から10日目
少し痛みましたが、やっと靴が履けるくらいになりました。
傷口も大分きれいです。
手術から11日目
包帯と保湿材もやめ、普通に生活できるようになってます。
それでも、靴を履いて歩く際、傷口に靴が当たると少し痛みます。
手術を受けての感想
手術を受けてからはまだ11日ほどしか経過していないため、
再発についてはわかりませんが、巻き爪による痛みに解放されて、
やってよかったと思っています。
今回は左足の親指を手術しましたが、
また今月末に右足の親指も同じ手術をする予定です。
まとめ
私も、初めて手術を受けるときは本当に不安でいっぱいでした。
麻酔の注射は脂汗が出るほど痛いと脅かしてくる人もいましたし、
何より、実際受けた人の感想や体験談が聞けなかったため、
手術を受ける当日は、心臓がドキドキずっと緊張していました。
そんな中、手術の感想や体験談があれば少しは安心できたのにな~と思い、このブログを書きました。
私の体験談を見て、少しでも手術に対する不安が取り除ければ幸いです。
一度根治的な治療をしてしまうと、一生爪は生えてこないため、
手術を受けるかどうかは自己判断にてお願いいたします。
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